INDIAN JEWELRY(インディアン ジュエリー) ハーマンスミス リポウズ&スタンプ リング |
|
|
|
|
|
|
INDIAN JEWELRY(インディアンジュエリー)
【NAVAJO(ナバホ族)】
遡る16世紀末。元々狩猟民族だったナバホ族が繁栄するきっかけは、スペイン軍の進軍であったという。スペイン軍の攻撃を受けた農耕民族プエブロ族が、ナバホ族の領地に逃げ込み、農耕技術を伝授。
さらにスペイン軍が持ち込んだ鉄や銀製品、家畜を巧みに取り入れた。銀細工もこの時に学んだと言われてる。時を経て、1864年に今度はアメリカ軍の進軍によりアリゾナ州に暮らしていたナバホ族は領地を追われ、ニューメキシコ州のサムナード砦に収容される。そこで彼らは馬具作りを強制され、皮肉にもこれが後の銀細工などへ繋がる技術を磨いていくきっかけとなった。
その後、1868年にアメリカ合衆国とナバホ族との間に条約が終結。彼らにはリザベーション(保留地)が割り当てられ、強制移住させられる。ここでいう保留地とは、アメリカ合衆国の支配が及ばない特別区のこと。
この保留地で彼らはようやく平穏な暮らしを手に入れると同時に、独自の文化を継承していくのであった。やがて砦での経験からドル銀貨を使って自分たちの生活のための実用品やジュエリーを作り始めた。ここに彼らの祈りが刻み込まれ、スタンプワークなど、今でもお馴染の独特なデザインの礎となった、と言われている。
そして1880年頃、代々祖先から受け継いで来たお守りのターコイズがシルバーに組み合わされることになるが、その起源は未だ諸説である。
『Herman Smith(ハーマンスミス)』
師はシルバースミスであったハーマンスミスの母親で、17歳の時からジュエリー製作は始めました。その後、レイ・トレイシーと共に仕事をしていた時期もあります。得意とするのはオールドスタイルのスタンプワークから、コンテンポラリーなチャンネルインレイスタイルです。モチーフにはドラゴンフライ(とんぼ)やタートルなども使いますが、代表的なのはバタフライになります。重厚感のある彼のジュエリーは現地でも人気があり、他のシルバースミスからも一目置かれた存在です。
シルバープレートに“たがね”を打ち付けて模様を刻んでいくスタンプワーク技法とリポウズと呼ばれる打出し技法で作製したリング。
つや消し仕上げで、一見シンプルでありながら重厚で存在感があります。
古き良きオールドスタイルの力強いスタンプワークと美しいリポウズのコンビネーションがマッチしたアイテムで、ナバホジュエリーらしいデザインをお楽しみいただけます。
アーティストの作品は全てが一点ものとなります。
【商品詳細】[素材]
シルバー925
[付属品]
BOX
[サイズ]
19.5号
縦幅 約9〜16.8mm
厚み 約2〜3mm